ソ連崩壊間もない1993年に初めてエストニアを訪れて以来訪問回数多数の運営者が一番おすすめするエストニアへの行き方   
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エストニア夢工房
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エストニアへのおすすめの行き方


元大関把瑠都の活躍でエストニアの名は知れましたが、、

地球の歩き方でバルト三国版が初めて発行されたのが確か90年代半ば頃、それを境に日本からエストニアを訪れる人は増え、把瑠都の活躍もありソビエト崩壊時には殆ど誰も知らなかったエストニアが今では隠れた人気観光スポットになりつつあるのですが、まだまだ知られていないモノも多い、、


2021年8月23日バルトの人々がコロナの狂気に対して勇気を持って立ち上がり自由の為に行動を始めた事を精一杯応援します!!

オフィシャルサイト: https://balticway2021.com/  関連記事:エストニア語のニュースサイト
BALTIC WAY 2021 BALTIC WAY 2021
Baltic Way 2021

そこで!このエストニア夢工房サイトの運営者である私は、かつて自分で訪れた時の経験等を踏まえて既にエストニアに訪れた事がある人にはもちろん、まだ訪れたことの無い人の為に、一番面白かった?思い出深い?経験をしたおすすめのエストニアのタリン~パルヌのコースをここで一部厳選?してこれまで撮影してきた写真等を沢山使いご紹介したいと思います、加えてパルヌ以外の面白かった所も織り交ぜていきたいと思います。

更に、移動先でのおすすめの楽しみ方等も加えて紹介して、これでより充実した楽しいエストニア時間を過ごせるのではないか?と勝手に思っています(笑)。

観光のメインシーズンはやはり春から夏にかけてですが、シーズンオフの秋から冬にかけても実はとても魅力的なエストニアは、どの時期でも面白く楽しいひと時が過ごせるはず!とまぁ多少偏った思い込みもありつつご紹介します。

但し秋から冬は観光客が激減するので観光客目当ての商売とかお店、サービスはなくなるか、回数、場所等が減るのでその辺りを期待している人はやはり観光シーズンの春から夏に訪れるのが良いでしょう。

逆に、観光客が少ない分ホテルやサービス等は割安で利用できる場合もあるので、現地の人間に混じってゆっくりした時間を楽しむのもまた乙なもの、、、秋、冬にしか見られない、或いはやらないイベント等もあるのでその辺りはケースバイケースでしょう。

さて! 今回ここでおすすめするエストニアへの行き方は、、、ずばり、フィンランドのヘルシンキから船でタリンに渡り、そこからバス、或いは最近新しくなった電車でサマーキャピタルと呼ばれるパルヌへ行くコースです、そこから周辺の面白い所等へ行く、という感じです。

で、実はこのタリン~パルヌコースは既に旅行業者がツアーコース等に組み込んでたり、ヘルシンキ~タリン間も船で行き来する観光客も多い、だからそんなに珍しいものじゃなくなってきてはいるんですが、、、何せ運営者が1993年に初めてエストニアを訪ねた時に辿った一番面白かった思い出深い行き方なもんですから、、、

という事で、大手旅行業者等のツアーコースには無い、隅から隅までパルヌを良く知る?運営者独自の視点と独自の楽しみ方を加えたりしたオリジナル?の旅行コースをここでご紹介します。

で、この行き方を参考に更に深く、又より遠くへと足を伸ばし様々な地元の人々等との交流とか、イベントとかをどんどん楽しんでもらいたいな~と思っています、それら別のおすすめスポット、全く別の方向のコース等ここで紹介しきれないもの等は又別の機会に紹介したいと思います。

夏場の観光シーズン中は色々なイベントが各地で盛りだくさん、特におすすめなのはフォークバンドの生ライブコンサートを冷えたビールとかを飲みながら楽しみ、更には地元に人に混じって地元の人と手を取り合って踊ったりすることですね。

エストニアの人は音楽があれば普通に男女がパブやコンサート会場とかで踊ったりしてますから、誘えばよっぽどじゃない限りまず断られません。

勇気を持って声をかけましょう!!

さて、おすすめのエストニアへの行き方の紹介を始めますが、まずはどの航空会社を使うにしてもフィンランドのヴァンター空港に飛んでいる航空会社を選ぶ必要があります、フィンランド航空は当然飛んでます。

その他SAS、ヨーロッパ系航空会社、日本の航空会社も飛んでいる場合もあります、ちょっと安いのだとロシアのアエロフロートも飛んでます、とにかくフィンランドへ飛んでいる航空会社で予約を取ってもらって、エストニアへは船で行き、帰りはオープンジョーか再びフィンランドへ戻り日本に帰国するかどちらかになります。

さて、フィンランドについたらここが最初のヨーロッパだとしたら入国審査がありますが、既にシェンゲン協定加盟国経由で入国してきたなら入国審査はありません。

フィンランド ヴァンター国際空港到着案内

無事にフィンランドに入国したら移動手段であるバスの乗り場に向かいますが、乗り場は到着ロビーにある案内などで確認すると分かり易いですが、すぐに外に出ればバスの停留所が沢山あるのでそんなに迷う事なく目的のバス停を見つけられると思います。

フィンエアー(フィンランド航空)が運営するリムジンバスでも良いんですが、ここでは更に安い(といっても数ユーロ程度ですが、、、)一般のバスを利用してヘルシンキ市内へと向かいます、バスのルートは615番、或いは620番がヘルシンキの中央駅へ行きます。

又空港からヘルシンキ市街へ電車が繋がるらしいので(2015年7月)最新情報はネット、空港等で確認するといいでしょう。

ヘルシンキ周辺の詳しいバス等公共交通機関関連情報は英文等ですがここで確認できます。

フィンランド空港バス停チケット券売機各バス停脇辺りに設置されている券売機がこれです。英文でも書かれているんで仮に英語が苦手でもここは辞書なりネットなりを使って理解したいところです、、、

といってもまぁ大した事は書かれてなくてチケットの買い方と買った時間から有効期限がスタートするという事等がかかれています。

つまり予め買うのは良いが、余りに早く買うと有効期限の時間が終わるので、バスに乗る時間少し前に買うのが良いでしょう。

フィンランド空港バス停券売機拡大図1
券売機右側拡大画面

無賃乗車は80ユーロの罰金を取るとの警告画面があります、めったに検札は無いけれどキセルしてばれたら罰金は痛いという訳です。

フィンランドヴァンター空港バス停券売機拡大画面2
使える紙幣とかが表示されてます、カード等でも支払可、基本おつりも出ます(19.90ユーロまで)。シングルチケットは80分と100分有効のものがある。(2013年秋確認時)

フィンランドヴァンター空港バス停券売機拡大画面4
表示されている画面で言語を選び指示に従って買うシングルタイプ等チケットタイプを選んで購入。選択ボタンは画面横にある。

フィンランドヘルシンキ中央駅空港行きバスのバス停付近 ヴァンター空港からのバスはヘルシンキの鉄道中央駅に停まる、大体30分ぐらいで到着する、中央駅の空港行きバスのバス停は写真の矢印辺り。特にアナウンスがある訳じゃないが賑やかになり中央駅のシンボルの塔?が見えるのですぐに分かる。町の中心にある中央駅周辺には沢山の店、博物館等の施設がある、時間があれば寄ってみよう。

中央駅からフィンランドのヘルシンキ西港へ向かう9番トラム
中央駅の目と鼻の先に停留所がある9番路面電車(トラム)はエストニアタリンへ向かう船が発着する西港へ行く、西港は終点なので分かり易い。空港から直で行けば(有効期限内)新たな切符は要らないが、そうでない場合は切符を券売機で買う(トラムだけの方が少し安い)

ヘルシンキ西港に停泊する巨大客船 日本でも予め船のチケットはネット経由等で購入できるので用意しておいても良いですが、旅の醍醐味といいますか、楽しみはやはり予期せぬハプニングや現地の人とのコミニけーション、チケットもなるべく人とやり取りして買った方が楽しい。タリンへ向かう船(Tallink)チケット売り場はすぐに見つかる。

船上から見たヘルシンキ西港
乗船してみると分かるが船の大きさは小さいビルよりも高い、そこからの眺めは中々良い、まぁ高所恐怖症の人以外は、、、

船の展望デッキから見た煙突付近
展望デッキは広々としていて天気がよく気候がよいシーズンであればずっと船外にいても飽きない。

船内のカフェレストランの様子
船内にはレストランやカフェ、その他飲食するスペースが沢山ある、ネット等をしない人は別に気にする必要は無いが携帯電話やノートPCの電源が欲しい人はいち早く電源がある良い場所を確保しよう、電源は結構あちこちにある。

船から夕日を望む 白夜とまでは行かないが北極に程近い北欧では夏になると夜の10時過ぎでもまだ明るく、夏至近くだと11時過ぎにやっと日が沈む感じだ、出発の時間によっては船上から夕日を望める、、、何とも言えない雰囲気を味わいながら一杯やるなんてのも最高だ。

バルト海を航海する船内の様子
全ての船は大変大きく多数の階層に別れ、客室からレストラン、バー、ゲームコーナー、ラウンジ、マッサージ、その他色々楽しめるものが多数、とにかく4時間前後のクルージングで飽きる事はない。

船内の個室の様子
ヘルシンキ~タリンのみを移動するだけなら客室は必ずしも必要は無いが荷物が多い、或いはプライベートでゆっくり休みたい、船内で一泊したい等の理由があれば個室を予約すると良いだろう。

冬は凍るバルト海の氷を砕き進む船
夏の観光シーズンにエストニアに訪れるのももちろん良いが、観光客が少ない冬に訪ねるのも又趣がある、、、凍った海の氷を砕きながら進む船の姿は日本ではまず味わえない。

凍ったバルト海を進む船
冬の船外は寒いが凍った海を進む船の姿は一見の価値がある、船内は常に暖かいので厳しい冬でも少しなら外に出でも我慢できるはず、、、

エストニアタリン港Dターミナルから見たタリン旧市街 約4時間位の船旅の後タリンに到着する訳ですが、既にフィンランドに入っているんで特に入国審査などは無くすんなりエストニアに入れます。到着時間によりますが、日が暮れる前にエストニアに到着したら到着したフロアーからの窓から旧市街の位置が確認できます。

タリン港Dターミナル一階にあるコインロッカー ヘルシンキからの着く船はタリン港のDターミナルに到着する、Dターミナル一階には観光客用の比較的大きなコインロッカーがある、タリンの旧市街だけ観光して一泊せずにヘルシンキに戻るという人は重たい荷物などは預けると楽。


タリン港Dターミナル側にある2番バスが停まるバス停 エストニアのタリン港Dターミナルすぐ外にはタリンの旧市街方面に向かう2番バスのバス停がある。少し分かりにくいがバスの絵が描いてある看板にバスの番号が表示してある。運行時間は比較的正確。チケットは運転手からも買えるがタリンはICチップ入りのプリペイド式の乗車券を導入していてこれを使えば便利。

タリン港のバス停の2番バスルートと時刻表

タリン港の外にある2番バスのバス停にある時刻表とルート案内標識、2番バスは旧市街に近いアライクマーやバスターミナル、空港等主要な所に行くバスなので一番使う可能性が高い。

タリンのICチップつきプリペイド式バス、トラム、トロリーバス乗車券 タリンは従来までの紙のバス等の乗車券を廃止し、ICチップ型のプリペイド式のカード乗車券を導入し、タリンの公共交通機関のバス、トラム、トロリーバスで使える、又ローカル電車でも表示する人が居たので何かの割引になるのかもしれない。価格は数ユーロ程度。乗車のタイプによって支払う料金が変わる、一日乗車券(2ユーロ)、あるは複数日の乗車券で短期の観光客は十分だろう。

タリンのショッピングセンター近くのアライクマーのバス停時刻表

ショッピングセンター近くにある「ア、ライクマー」バス停、ショップングセンターのヴィルセンターやソラリス、旧市街に近く便利なバス停。様々なホテルもここから近く、このバス停から空港に直接行くのも簡単。空港までは15分程度。

早朝のア、ライクマーバス停付近の様子
朝一番のバスに乗る前に撮影したんで暗くて良く分からないがア、ライクマーバス停周辺の様子、バスは比較的頻繁に来る。

早朝のア、ライクマーバス停付近の様子その2

逆方向を向いて撮影した様子、まぁ暗くてあんまり見えないが、、、、

旧市街と新市街の中心地ア、ライクマーバス停周辺のビル

日中逆方向からア、ライクマーバス停方向を見ている所、周辺には大きなビルが沢山ある。

旧共産党本部ビルと対照的な巨大ショッピングセンタービル
ア、ライクマーからバスターミナル方向へのメインの道路歩いていくと大きな交差点にソ連時代の旧共産党ビルがそのまま残っている、ビルの上に見えるソビエトのシンボルはあの時代を忘れないようにわざと残しているらしい。

旧市街の裏道に面したおしゃれな雰囲気のカフェ
もし時間があれば旧市街を散策してみよう、無料地図は滞在先のホテルや旧市街の中心にあるラエコヤ広場の直ぐ近くにあるインフォメーション等で手に入れよう、雰囲気の良いカフェやパブ、レストランが多数あるのがタリンの旧市街の良い所だ。

しゃれたタリンのカフェの内部 上の写真のカフェの内部、注文カウンターは入って左、少し階が下がった狭いカウンターがそれだが、若くてイケ面の青年がテキパキと注文をこなしているのが印象的だった。店内は薄暗くろうそくや小さな明かりが雰囲気をかもし出している、カップル等若者にはもってこいの所だ。

ア、ライクマーバス停から近いバスターミナル
港からも、又空港からも出ている2番バスでいける国際線が停まるバスターミナル。中心地から数キロ程度、歩いてもいける距離にある。ここからエストニア国内各地はもちろんヨーロッパ方面にもいける。

タリンのバスターミナル内にあるコインロッカー バスターミナル内にはカフェやキオスク、待合室、無線ラン等がそろっていて待ち時間でも快適にすごせるようになっている。正面入り口直ぐ左の階段を下るとこのコインロッカーがある。サイズも様々なものがあり、料金もサイズにより異なる、一日数ユーロ程度、日をまたぐと料金が加算される。

タリンのバスターミナルにある有料トイレ
コインロッカー奥には有料のトイレもある。改装後はオレンジ色を基調にしたモダンなデザインの建物様変わりしたバスターミナルはオペレーター以外にもIT先進国?らしくATMの様なキャッシュレスの自動予約発券機までそろっている。

タリンのバスターミナル構内案内図
タリンのバスターミナルの構内案内図、コンパクトにまとまっていて解りやすいレイアウトになっている。10番、11番あたりからパルヌ行きのバスが出る、チケットは直接バスの運転手からも買えるが時間ぎりぎりの場合を除き込み合う時期は乗れない場合もあるので予めターミナルビル内のチケット売り場で買っておけば間違いない、基本は全て座席指定の場合が多い。

新しいタイプのパルヌ行きバスには各シートにディスプレイがある
バス会社は幾つかあり、料金、ルート、サービスに多少の違いがある、ターミナルにある時刻表一覧にどのバス会社なのか等の情報もあり選択できる。バス会社によっては各座席にエンターテインメントディスプレイがあり映画等が楽しめる。

パルヌ中心地へ行く前に渡るパルヌ川の橋 タリンからパルヌへは略まっすぐ南に下る、パルヌへの直行便もあれば、幾つかの町を廻ってパルヌへ行く便もある。いずれにしろパルヌ中心地に到着前には大きなパルヌ川の橋を渡るので解りやすい、橋を渡って次の停留所がパルヌだ、パルヌ(Parnu)は略全てのバスの終点。

パルヌのバスターミナル
パルヌのバスターミナル、エストニアでは比較的大きなビル等の商業施設が周辺にある観光の街パルヌ、パルヌはコンパクトな街で徒歩圏内に略全ての主要施設がある。

パルヌの長距離バスチケット売り場 バスターミナルから2~30m程離れた場所に比較的古い建物内に長距離バス用のチケットを売る所がある。最近は英語を話すオペレータも増えたが、時々英語が解らないオペレータが居る、、(笑)ちなみに市内だけのバスはキオスクでチケットを買うか、バスドライバーから直接買う、一回乗車券は1ユーロもしない、市内何処まで行っても同一料金。

パルヌからタリンへの長距離バス時刻表 チケット販売所の建物内にはいくつかの時刻表が掲示してあるが、一番左に掲示されているものがパルヌからタリン行きのバスの時刻表だ。その他タルトゥ等複数の大きな町へのバスの時刻表もある。エストニア語でしか説明されていないから多少わかりにくいが、左からバスの番号、運行バスの名称又はバス運行区間、パルヌバスターミナル出発時刻、タリン又は目的地到着時刻、タリン又は到着地からの出発時刻、パルヌバスターミナルの到着時刻、運営会社、ターミナル番号、価格の順で表示されている。必要なのは時間表示の一番左とその右隣(略タリン到着)だ。Tallinnの文字があればタリン行きと考えて間違いない。幾つかバス会社があるが、Sebe Ekspressは確かディスプレイ付きの座席を採用したバスを運用していたと思う、だから多少高い。

バスターミナル横のSEBバンクビルの前の(ホテルパルヌ前)広場
パルヌバス停の隣にあるSEBバンク等が入っているビルの前(ホテルパルヌの前でもある)は広場になっていて、噴水とベンチがありのんびりとくつろげる、時々イベント等もここで行われる。

パルヌの遠浅のビーチ パルヌといえば、何と言ってもビーチ。ソ連時代はソ連各地から観光客が集まる保養地として有名だったパルヌ、現在ではヨーロッパ各地等から観光客が集まる。夏のシーズン中で天気が良い日は多くの人で賑わう常に活気があるおすすめの場所。

パルヌのホテル内カフェからのビーチの眺め
ビーチ周辺には様々なスポットがあるが、夏の観光シーズンだと観光客向けの色々なサービスや露店、オフシーズンだとやっていない施設などが利用できたりする。ビーチだけでなくその周辺も時間の許す限り散策したい。

ビーチにあるカラーライトによる照明噴水施設 夏の真っ只中のシーズン中は日中が長いので殆どお目にかかる事はないかもしれないが、ビーチにあるライトアップされる噴水等の施設も中々幻想的で一味違って楽しい、一番昼が長くなる夏至でも真夜中になれば多少暗くなる時もあるから見られるかもしれない、逆に観光シーズンが終わると点灯されていない場合もある。

パルヌのシンボル的建物内のビーチ脇にあるナイトクラブ、サンセットクラブ ビーチの約中心位置にパルヌのシンボル的建物、ソ連時代からある円形のバルコニーの様な形の展望台とその横の建物に入っているナイトクラブ「サンセットクラブ」結構古くから(95年辺り)やっているが最近は観光シーズンのみ営業らしい。単なるディスコ、ナイトクラブ的な時や貸し切って何かのイベントに使用される時もある。

浜辺から近いカントリーパブ的な大きな店内のパブ ビーチ近くにはもう一つ古くから営業しているカントリーパブ的なパブがある、ここは生演奏あり、フォークダンスありの、演奏内容や時間によっては比較的年配の人やツアー観光客達等に人気がある。遅い時間になると若者が増えてくるがナイトクラブとは一味違った少し落ち着いた雰囲気で飲みたい時のスポットだ。

生演奏が盛んに行われるシーズン中のパルヌ市内の各地のパブ
パルヌ市内には様々なカフェやパブがあるが、夏のシーズン中は色々なバンドによる生演奏も楽しめる、有料の場合もあるが地元の人と一緒に楽しめるチャンスもありその価値は多いにある。

営業時間前の人気ナイトクラブの店内 パルヌは観光都市だけあって小さい街の割にパブやナイトクラブ等観光客が楽しめるナイトスポットは多い、このナイトクラブはヤング(笑)な若者の間で人気のスポットらしい、パルヌのメインストリートから少しはいった所、すぐ側にアイリッシュパブやツーリストインフォメーションがある。撮影時は営業時間前だったから誰もいなかったが週末の夜中になると若者でごった返しているらしい。

若者がごった返すナイトクラブ店内 エストニアで特徴的なのは国全体として治安がそれなりに良いという事だろうか、、特に観光に力を入れ始めてからだろうがとにかくパルヌは治安がいい、勧める訳ではないが夜に女性が出歩いても危険な目に会う事が少ない珍しいと言える?地域。酔っ払いはいるが大抵の場合特に危険な人間達ではない。

日が一番長くエストニア人達が一番待ち望んでいる夏至のお祝いの日「ヤーニパエヴ」 エストニアの北緯はかなり高く50~60度位の中にあり、その為白夜とまではいかないが夏至の頃になると夜中でも薄っすら明るいので夜中まで子供が外で普通に遊んでいたりする、、夏の時間は短いから外に出て大いに遊ぶという事なのだろう、そしてエストニア人にとって一番のイベントの一つが一番日が長い夏至前後の祝日のヤーニパエヴだ。

浜辺から近いカントリーパブ的な大きな店内のパブ ヤーニパエヴ前後の日は一部を除き多くの店が休みになりあちこちでバーベキューや焚き火をして食べ、飲みまくって楽しむ人達が沢山いる、、、眺めの良い所に行きよ~く街や森を眺めているとあちこちにバーベキューや焚き火の煙が上がっているのが確認できるだろう、そんな日なのだ、、そしてコンサートやイベントも目白押しでそれを楽しむ人達も多くまぁあちこちで騒がしい。

ヤーニパエヴに焚き火の周りで飲み語り合う人々
若い人だと夜通し飲み大騒ぎして町や森等のいたる所でパーティー等をしているのでそんな人達と一緒に楽しむにはこの日周辺にエストニアに来たい、家族や年配者は各自の家や森、イベント会場などで比較的おとなし目に楽しんでいる、焚き火の周りを囲み飲みながら語らうのは何とも言えず乙なもの、、、

パルヌの歴史的建築物のタリンゲート パルヌはどちらかと言えば近年開発が進み新しい建物が沢山建つ一方歴史がある古い建物はそれ程多くなく見所は限られてくるが、そんな中でも中心地を少しはなれた(と言っても数百メートル程度)所にあるタリンゲートはかつての城壁跡が残る趣のある所だ。ゲートをくぐると整備された公園、噴水と池、又その池は水路にもつながっていてそのまま小さな港までいける。

人で賑わうパルヌのタリンゲート側の広場 タリンゲートをくぐった所の公園、というより沢山ある広場の一つは普段の日はのんびりと過ごせる良いところだが、夏の観光シーズンで何かのイベント等をしていると多くの人が集まってきて中々の賑わいになる。エストニア人はとにかく日に当たるのが好きで短い夏の限られた日々を無駄にしない感じだ、それは長い冬を味わっているからだろう。

池の近くでイベントを楽しむ人々 この広場は本当に沢山のイベントが開かれる、特に盛大なのがヤーニパエヴ直ぐ後辺りに開催される事が多いハンザデイと呼ばれる出店などが沢山出る催し物、手工芸品から生活雑貨、衣料品から伝統的な食べ物、新しい製品を売る店からフリーマーケット的なものまで、漂うおいしい匂いに誘われるイベントだ。

手を振る明るい若い女の従業員 かなり昔からの傾向だがエストニアの若者はなぜか英語を筆頭にドイツ語、フィンランド語等外国語が堪能な人が多い、英語は若い子なら略間違いなく皆理解するししゃべりも堪能だ、小学校高学年辺りだと英語でのコミニけーションは略問題ないくらいだ。観光客が多くなったからか昔と比べると皆明るくやさしい、、あちこちで明るく気さくな笑顔を見るとエストニアもヨーロッパになったんだな~としみじみ思う、、、

夕暮れ間近の浜辺を自転車で走る子供等 夏のパルヌを尋ねたとしたら現地の貸自転車や電動自転車を借りてあちこちサイクリングしたい、夏のシーズンになれば自転車や電動自転車を貸す所があちこちに出没する、ビーチ方面や大通り等目立つところある。地図を片手に景色のいい所へ行けば美しい景色、新しい出会いがあるだろう、、、

まだ人がまばらなビーチを自転車で楽しむ 季節が日本より少し遅いエストニアでは5月~6月初旬辺りではまだビーチで過ごす人は少ない、又遠浅のビーチが特徴のパルヌの白浜は波が殆どない為か砂は案外しっかりと締まっているので歩き易く、又波打ち際等は自転車でも走れる。天気が良い日に観光シーズン前の静かで綺麗なビーチを自転車で走るのは気分が爽快になる。

森や林の中を潜り抜けるサイクリングは楽しい
サイクリングが楽しいのはもちろんビーチだけじゃない、コンパクトな街のパルヌは車よりむしろ自転車の方が便利な時がある程サイクリングロードが整備されてきている。木漏れ日を受けながら林や公園をサイクリングするのもまた乙なもの。

2013年に開通したリバーサイドサイクルロード 街の中心部でもそれ程車が多くないパルヌでは車道を走っていてもそれ程危なくは無いが、大きな道には歩道に略自転車用レーンが設けてある、場所によっては歩行者と自転車を分けている所もある。そして2013年には川沿いに総延長約8.3キロ程の美しい景色が楽しめるサイクリングロードが完成した。

2013年にパルヌに新開通したサイクリングロードの平面地図
河口付近から橋周辺、一部の川沿いは以前からサイクリングロードは整備されていたがその後工場地や廃屋等を整備しなおし新たに拡幅工事をして明かりも備え圧倒的に走り易く、又安全に使えるようになり観光客はもちろん、市民にとっても大変便利になった。

夏季限定の路上貸し自転車、レンタルバイクショップ 自転車を借りられる貸し自転車屋、レンタルバイクショップは複数あるが、夏季限定の路上ショップは観光客が多い道沿い等に出来る。橋近くの川沿い、町中心のメインストリート近くの公園、中心地からビーチへ繋がるメインストリート、ビーチ周辺、大きなホテル等々、散策していれば直ぐに見つかるはず。

色々なタイプの自転車等を貸し出す路上レンタルバイク屋
カートタイプや三輪車、バギー等普通の自転車以外を貸し出すところもあり、子供から大人まで色々なタイプの自転車等を楽しめる。

あるレンタルバイク屋のレンタル料金表

町の中心からビーチまでまっすぐ伸びたメインストリートのビーチ近くにある比較的大きな路上レンタルバイクショップのレンタル料金表。様々なタイプの自転車等を時間単位で借りられ、格安でホテル等宿泊先まで運んでくれるサービスまでしている。

急速に普及している小型タイプの中国製の電動自転車 町を歩いていると時々見かけるのが電動自転車だ、主に観光客が利用している様だが日本の電動アシスト自転車とは違い完全に電動モーターだけでも走る電動スクーターといってもよい電動自転車だ。但しスクーター程はスピードは出ないから自転車扱いなのだろう。

一般的なスーパーに並ぶ日本のアサヒビール かつてのエストニアとは違い最近では日本食を扱う店、スーパー等があちこちにあり醤油、海苔、寿司など日本食関連の商品はもう珍しくないが、普通のスーパーでも大量にアサヒビールが陳列されていたのには多少驚いた。只ヨーロッパではウイスキーの山崎や響等が人気がある等日本ブランドかなり深く根付いていて、エストニアの地方でも相当普及してきている印象。

パルヌメインストリート直ぐ横にある寿司バー「アホイ」 エストニアとしては大きな方の街?と言っても小さな街パルヌは本当に小さく日本人から見れば田舎町の一つという感じだが、最近は比較的大きなショッピングモールや複合スーパー的な施設も充実してきている。その為かかつては一番賑やかだった町の中心のメインストリート「リュートゥリ」の小売店は空いている所が増えた、ただ一応街の中心なので色々なお土産物屋や衣料品店、レストラン、パブ等はそれなりに集まっている。 それで、ここパルヌでも寿司バーが幾つかあり、その内の一つ日本人にしてはユニークな響きの「Ahoy(アホイ)」は街の中心のホテルパルヌの広場からヴィクトリアホテル方向に向かう斜めに進む道沿いにある。(2015年夏)

寿司バー「アホイ」で寿司を握る女性従業員
寿司バーといっても日本にあるすし屋や回転寿司的な雰囲気ではなくモダンな雰囲気の小さなバーで、そこで従業員が巻き寿司等を作って出している、お値段的にはそれ程安くは無いがかつてヨーロッパに良くあった怪しい日本料理、寿司バーの類ではなく、一応基本的なものは抑えているようでどれもそんなに悪くは無かった。作っていた女の人に聞くとちゃんとヨーロッパにある日本料理屋で修業したらしい。和食が恋しくなったら地元の人等と混じって寿司を味わうのも又乙なもの。観光シーズンは路上にも席を出している。

寿司バー「アホイ」カウンターに並んでいた日本で見たことの無いお酒類の缶
この寿司バーのカウンターには日本のものと思われるユニークなデザインの酒類の缶が並んでいた、インテリアデザイン的に面白いんだろう。




続きは出来次第随時アップしていきます。



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