エストニアからの「個人輸入」はエストニアでお買い物をする。という事です。

ボクが運営するエストニア夢工房の日本語のホームページではエストニアの気に入った物を現地から直接購入する事が出来るサービスです。それは日本にあるお店でお買い物するのではなく、日本の皆様の為に運営するエストニア夢工房のオンライン受注サービスを通じてエストニアでお買い物をするということをまず念頭に置いておいて下さいね。
　

エストニア夢工房では皆様がお店のオンライン受注サービスでエストニア現地で購入を希望される物を受注後現地の協力店Uniesへ依頼し生産者やメーカー、ショップ等へ皆様に変わってオーダー或いは完成品を仕入れ、実際に製品を受け取り、商品を確認後に日本へ発送するのが主なお仕事です。従いましてホームページ上に表示している製品を現地に多少ストックしている場合もありますが、殆どは注文を日本より受注後、メーカーや生産者等に発注したり、ショップ等で購入しています。

厳密に言えばエストニア夢工房は直接お客様に商品を販売している業者ではありません。外国へ直接販売しておらず日本語を理解しないエストニア人との仲介に入り、お客様に代わってご希望の商品の注文依頼を出し、それを現地で仕入れ、決済を代行し、お荷物を現地より発送するが主な業務になりますので、現地にもエストニア夢工房協力店舗の事務所以外ニット製品等を販売する店舗はありません。何か問題が起きた時は勿論全力でお客様がオーダーされた製品の生産者或いはメーカー等へボク或いは現地のスタッフが代わって対応させていただきますが、エストニア夢工房はお客様へ商品を売った本人ではありませんのでお時間が掛かる場合もあります。

エストニアでは一般的に日本に比べて、様々な物の価格が比較的安いです。

でもそれは人件費や物の原価、経費等が安いのは勿論ですが、その価格に付帯してくるサービスの部分を切り捨ているからなのです。ということは一部の優良有名企業や高額商品を販売している場合を除き、一般のショップやメーカーの「スピーディーな対応やサービス」等は残念ながらあまり期待できない場合が多いです。

エストニアでお買物する場合ちょっと日本とは感覚に違いがあります。
そしてエストニア人或いはエストニアに暮らすロシア人等の売り手側の感覚というのも生活環境や社会背景等の違いにより日本とは随分違います。また、各メーカーや生産者、ショップ等から顧客まで商品を配送する感覚、常識、も日本とは違います。 ボク等日本人の感覚としては、

「オーダーしたのにまだ？日本だとこんなに掛からないのに、、、」

「発送の連絡をもらったのにまだかな？」

と心配になる事もありますが、それは「エストニア等のヨーロッパの国々の常識、普通の感覚」を理解し郷に入れば郷に従う感じでしょうか？ボク自身長い間彼らと付き合い、実際に暮らし、行政の対応や人々の考え方の違い等を経験から学びました。ボクのお店ではそのギャップを埋める努力はしていくつもりですが、国と文化が違うということをご理解いただくため是非、お買い物の前にご面倒ではありますが目を通しておいて下さい。

　　　エストニア現地での一般的な常識　　　

1. [何でも遅いです]　エストニアと日本では時差があります。その為対応は最低でも日本から１日遅れてなんでも進行していると考えてください。
   
   
2. [日本人の様に無理をしてまで働きません]　エストニアの人々の時間の感覚と日本人の感覚は多少ズレがあります。一般的にエストニア人は残業をあまりしません。時間内しかお仕事をしませんし、お休みはしっかりとります。仕事の種類にもよりますが、必要以上に仕事をする事は余りないようです。日本人の感覚では「すぐにお返事します。」といえば、その日の内、おくれても次の日。しかしエストニア人の感覚では、内容にもよりますが早くて次の日、３日くらいは待つ事も当たり前です。もちろん土日、祭日が入ればそれだけ返事や仕事が延びるという訳です。1週間後に返事がきた。または、返事が来なかった、なんて事もあります。
   
   
3. [エストニアはのんびりしている所です] 具体的にこのサービスに関して言うと、エストニア夢工房現地協力店Uniesが既に仕入れている場合を除き日本から注文依頼を出してその日にエストニアから製品が出荷され訳ではありません。メーカーやショップ等に在庫があればUniesからオーダーを出してから早くて翌日〜２日くらいでUnies宛に発送されます。メーカーやショップ等で在庫切れ、注文後に作るとなるとバックオーダー数にもよりますが、さらに１〜３週間ぐらい掛かる場合もあります。
   
   ですので時間にはある程度余裕をみておいてください。エストニア現地から日本までの配送方法は基本的に国際郵便小包（航空便）ですが、発送から日本到着まで通常は約１週間ぐらい掛かります。年末等輸送量が集中する時期はさらに時間が掛かるかと思います。オーダーされる時に急いでいるので早く届けてほしい等の希望をボクの所に頂きましても、メーカーや生産者から現地で発送作業しているUniesに出荷されるまでの時間が特に短くなるという事もありません。
   
   もちろん納期についてはその旨現地より皆様にはお知らせしています。注文前に問い合わせフォームでお問い合わせ頂ければ、現在の状況をメールでお知らせもしています。（お客様の希望は全て伝えていますので、一応メーカーや生産者側で急いではくれる様子ですが、あまり当てにしない方が期待を裏切られないのでいいでしょう。但し割り増し料金等を払えば早く出来るかもしれません）もちろん、ご希望であればエアーメールより早いEMSでの発送も割高になりますが可能です。詳しくはお問い合わせ下さい。
   
   
4. [エストニアはまだまだ発展途中です]　エストニアは１９９１年に崩壊したソビエト連邦より独立した国です。それまでに築かれていた多くの社会インフラや生活スタイルは共産圏時代の物です。もちろん今は独立当初に比べれば格段に社会資本は整備されつつありますし、 生活は大きく変わりましたが、国全体ではまだ十分でなく、信じられないかもしれませんが場所によっては第二次大戦以前の独立時代の水準にも回復していない所もあります。物流を例に取ると日本のような便利な宅配サービスは存在しません。その為、国内の配送は主に国営のエストニアポストが請け負っているのですが、多くの場合手紙は人が徒歩或いは自転車で各家庭に配っていますし、大きい物は自分で郵便局まで取りにいきます。それでも人々は余り不便だと感じていないようです。
   
   
5. [スイマセンはありません]　スイマセンはありませんはちょっと極端ですが、トラブルがあった場合、エストニア人は自分たちのミスを余り認めない傾向があります。しっかり対処すればそれなりの対応をしてくれます。ただし日本のような行き届いたサービスは余り期待はできません。長い共産主義の時代の影響でサービスという概念がまだ新しく、未だに当時のスタイルから抜け切れていない部分があり、普段からサービスを当たり前に感じている日本人としては納得ができないと思う事もありますけれど、それがエストニアでは「普通」です。
   
   

　　関税の基本的な計算方法　　

商品価格は、卸売価格を基にします。カタログ価格の60・80%の値段で計算するのが一般的です。課税価格が1万円以下の場合は、関税はかからない、というのが原則になっています。課税価格＋関税が1万円以下の場合は、消費税も免除されます。個人輸入では、支払わなくてもよい場合があります。課税価格が1万円以下でも、関税が免除されないもの皮革製バッグ、手袋、履物、革靴、パンティストッキング、タイツ、編物製衣類（Ｔ-シャツ、セーター等）。1万円以上の貨物で関税が無税（税率0%）のものには、消費税だけが課税されます。

ただし個人使用を目的として小売値で購入した商品の場合は、関税定率法第4条の6の2に基づき、実際の商品代金ではなく、卸売価格に準じた価格をもとに計算するのが一般的です。日本に商品が届き、税関で課税価格の確定がなされます。但し、「課税価格＝商品価格ｘ60％+送料等」が1万円以下の場合は免税されます。

• ご注文と明らかに異なる商品が届いた或いは届いた商品が不良品だった場合。