日本のはるか遠くに位置する、ヨーロッパ北欧そんな遠くの小さな国エストニア。想像もつかない様なこの国で、現地の人々やこの国を訪れる北欧やヨーロッパの観光客等に人気のエストニア製ハンドメイドのチョコレート。2世紀近くに渡ってチョコレートを中心とした菓子類を作り続け数々の博覧会やコンテスト等で入賞してきた地元エストニアの老舗メーカーKALEVの手作りチョコレート製品を現地より通販で直接個人輸入出来るお得な北欧エストニア発のサイトです。一風変わった何方かへの贈り物としても喜ばれると思います。
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チョコレートの簡単な歴史と面白い研究報告

神の飲み物としてから世界中でもっとも良く知られるお菓子としてチョコレートは親しまれています。 チョコレートはコロンブスのアメリカ大陸発見の旅の途中のメキシコ征服の最中スペイン人によってヨーロッパにもたらされました。

報告された資料には、発見されたチョコレートはどの様にしてアステカ族(1519年スペイン人に征服されたメキシコインディアン)がその土地の王様であった皇帝Montezumaに出していたのかが記述されていて、 それによるとそのチョコレートの飲み物は細かく砕かれてローストして、泡立てたカカオマスに幾つかのスパイスを加えた物でした。 皇帝のMontezumaは一日にこの特別で貴重な飲み物を50杯飲んでいたとされています。なぜそこまでこのチョコレートドリンクを飲んでいたのでしょうか?

エコノミスト誌(The Economist)によると英国では一年間一人あたりなんと平均9.5キログラムのチョコレート(復活祭の卵形チョコレートの38個分に相当)を食べていると報じています。 アステカの皇帝のみならず現代人もかなりの量のチョコレートを消費しています。それはなぜでしょうか?一つの面白い結果が、シカゴの味覚・嗅覚研究財団の理事であるAlan Hirschが行った研究で明らかになりました。



彼はチョコレートの香りが、男性のペニスの血流をわずかに増加させることを発見しました。もっとも、それがなぜ、どうやって起こるのかは、はっきりしていないらしいですが。そういったことをアステカの皇帝も体感していたのかもしれませんね、、(^ ^;)。 ここでちょっとチョコレートに含まれる成分について考えてみると、チョコレートが昔から、ロマンスを連想させるものだったというのもうなずけます。チョコレートには様々な化学物質が含まれていますが、 その成分の一つにフェネチルアミンという物が有り、フェネチルアミンは、実は「恋愛化学物質」とも呼ばれ議論を呼んできた化学物質なのです。

人が性的に刺激されたとき、脳はフェネチルアミンを放出します。そして、フェネチルアミンは、心拍数と血圧を上昇させます。よくチョコレートを食べ過ぎると鼻血が出るといいますが、 何だかこの物質が関係しているんでしょうか?その為チョコレートは、媚薬(びやく)と信じられているのかもしれませんね。 でも実際にチョコレートのフェネチルアミンが体内でどの様に作用しているのかは消化分解されているので脳内の刺激にはならないと言う研究者もいて実際には良く分かっていませんん。

でもチョコレートは脳を刺激して、中枢神経系に作用するエンドルフィンを放出させる事が分かっています。エンドルフィンは、自然の鎮痛剤で人の行動にも影響を与えます。 エンドルフィン濃度が上昇すると私たちに幸福感をもたらすのですが、これが「チョコレートハイ」等と呼ばれる症状なのかもしれません。そしてチョコレートは食べた人は、 血液中の抗酸化剤の濃度が高くなることをブエノスアイレス大学のCesar Fragaらが見つけて、チョコレートをよく食べる人たちの細胞は、活性酸素等によって傷つけられにくいと主張しています。

これは、カカオを含む、たくさんの植物が作る抗酸化剤、フラボノイドのせいらしいです。心臓と血管系は、こうした活性酸素等のフリーラジカルが引き起こすダメージをもっとも受けやすい器官で、 活性酸素等のフリーラジカルのために、血液中に凝固物や脂肪質の沈着物ができ、動脈と静脈の細胞でできた内壁が固くなると心臓病や脳卒中を起こす恐れがあるのです。 こういった事の予防の為にフラボノイドを含む食品が体に良いと信じられていますが、チョコレートもその一つといえるのかもしれません。ただ砂糖が沢山入った現代のチョコレートは食べ過ぎると良い面ばかりではない気もします。

そんなこんなで、チョコレートに含まれる様々な化学物質が何か体に作用しているようですが、アステカ(今のメキシコ)より持ち帰られたこの不思議なカカオから作られた飲み物を当時のスペインの王様は気に入ったのですが、 彼には少しこのチョコレートドリンクが苦すぎた為、スペイン人はそこに砂糖を入れたのです。スペイン人は100年もの間何とかこの飲み物の作り方の秘密を守ってきましたが、 唯一フランスだけには漏れてしまい、当時の王様ルイス14世が彼の宮廷で誇らしげにこのチョコレート飲料を出していたそうです。

17世紀の初頭チョコレートを作り飲む伝統はイングランドへ広がり、英国人が特徴的なのはそこにミルクを加えた事でした。その時点からボク達が良く知るミルクチョコレートが始まったわけです。 今チョコレートと言うと硬い物を思い浮かべる人が殆どですが、その固い板チョコレートはいつ頃から出始めたのでしょうか?一番最初の板チョコレートの生産が始まったのは1810年ごろのフランスで、その約10年後にイングランドでも作られ始めました。 現在確認されているエストニアで最もよく知られている一番最初にチョコレート生産を始めた所は19世紀前半のKALEVの前身であるGeorge Stude's会社でした。

エストニアで最も古く長い伝統を持ち、現在も生産を続け、ハンドメイドや自然の材料にこだわりを持っているKALEVのチョコレート製品は何方にもお薦め出来る品質の高い製品です。

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